岩手早池峰山麓 エーデルワイン

いわて早池峰山麓

エーデルワイン~日本で唯一のひとつ星ワイナリー

エーデルワイン
エーデルワインは岩手県大迫のワイナリーです。

2020.

日本で唯一のひとつ星ワイナリー

ひとつ星ワイナリー

 ”AWC Vienna”はオーストリアのウィーンで開催されている、世界最大級の国際ワインコンクールです。2020年のコンクールでは「ゼーレオオハサマ ラタイ樽熟成2016」が金賞、その他9アイテムが銀賞、1アイテムが奨励賞を獲得しました。
 本コンクールでは、各アイテムが最大100点としてスコアが与えられ、出品ワインの上位6アイテムの合計で528点以上獲得すると、「ひとつ星ワイナリー」の称号を付与されます。エーデルワインは合計535点を獲得したことにより、日本で唯一の「ひとつ星ワイナリー」を維持しました。これで2018年から3年連続の「ひとつ星ワイナリー」となります。

初のプラチナ賞受賞

早池峰神楽ワイン赤

 またアジア最大級のワインコンクール、”Japan Wine Challenge 2020″では、「早池峰神楽ワイン 赤」が日本ワインで唯一、ゴールドを超えた最高ランクであるプラチナ賞を獲得しました。早池峰神楽ワインは2009年に大迫町に伝わる民俗芸能「早池峰神楽」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけに造られたワインです。赤はワイン専用品種のメルローとロースラーを使っています。

フェミナリーズ4年連続金賞

フェミナリーズ2020

 『フェミナリーズ世界ワインコンクール2020』は、2020年6月1~11日 パリ・ボーヌ・ボレーヌの3会場にて開催され、世界のワインプロフェショナルである女性ソムリエ、女性醸造家、女性ジャーナリスト等ワイン業界で活躍されている人達から選ばれた約600人の女性審査員により審査されました。本コンクールでは「ゼーレオオハサマ ラタイ樽熟成2017」、「ゼーレオオハサマ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成2017」がともに金賞を獲得し、エーデルワインは4年連続の金賞受賞となりました。

1962〜

エーデルワインと大迫の歩み

 岩手県花巻市大迫(おおはさま)の気候風土は、太古の昔より霊峰「早池峰(はやちね)」の恵みを受け、そこに暮す人々に自然の恵みと厳しさを与え続けています。早池峰山域は早池峰国定公園の指定区域となっており、清々しく豊かな水の源ともなっています。
 早池峰の自然の恵みとつくり手の情熱が美味しいぶどうを育て、そこから生まれたワインもまた、奥深い神秘の味わいとなります。
 岩手県の中央を流れる北上川の東部(北上山系)は、国内でも有数の古い地層であり、地中には古生代の堆積性の変成岩や新生代の火成岩があり、土壌には石灰質が多く含まれています。この弱アルカリ性の土壌が冷涼な気候とあいまって、ミネラル感と切れのある酸味が特徴の個性豊かなワインを生み出すぶどうが栽培されています。

早池峰山麓

大迫町と早池峰山

 大迫のワインづくりは、昭和22、23年カザリン・アイオン台風が大迫町に深刻的な被害を与えたとき、当時の県知事国分謙吉が大迫に傾斜地が多く、また年間降雨量が少ないこと、地質的に石灰質であることに着目し、復興策の一環として「大迫町はぶどう栽培の適地である。大迫を日本のボルドーに」と、ぶどう栽培を奨励したことから始まりました。
 昭和25年に岩手県立農業試験場大迫葡萄試験地が創設され、県内で最初の本格的なぶどう栽培の奨励と振興が始まりました。
 そして、昭和37年には町役場と農協が中心となり「岩手県ぶどう酒醸造合資会社」(現株式会社エーデルワインの前身)が設立、ワインづくりがスタートしました。何もかもが初めてのことで多くの失敗や試行錯誤が積み重ねられ、その後、ぶどう品種の栽培試験や栽培農家への技術指導など、風土に適した品種の選定や園地の開墾が行なわれ、岩手の代表的なぶどうとワインの産地としての地位を確立していきました。

創業期の作業風景

創業当時の作業風景

ぶどうの匠たち

 ワインづくりの1年は仕込の遥か以前から始まっています。ぶどうの芽は実のなる2年も前から用意されるのです。私たち造り手はそんなぶどうが栽培者とともに良いワインとして育ってくれるよう努力し続けます。
 春、4月の終り頃から芽が出てきます。この時期の晩霜は、時にはぶどうを全滅させることもあり、非常に危険です。6月中旬にはいよいよ開花。ぶどうの花は清楚で、ぶどうの房のような形の先のキャップと言われる頭の部分がはじけて開花します。この時期に天候が良いと実が多くなりますが、雨や低温では実にならず、不作の年になるのです。まさに天候で一喜一憂する日々が続きます。
 夏から秋は日照時間の長さと降水量が勝負です。雨が少なく晴れの日の多い夏は良い年と言えます。そして秋の天候がまた最後の決め手です。寒暖の差が色づきを良くし、甘さも急激に増してきます。雨が続くとせっかく今まで丹精こめてきたぶどうの粒が割れてしまいます。秋の収穫は、ぶどうの品種や畑ごとに糖度を計り、最良の状態の日を選んで行います。そして祈るような気持ちで私たちは仕込に入ります。

葡萄畑の春夏秋冬

葡萄畑の春夏秋冬

 ぶどうの味を育むのは大地すなわち、畑です。畑はそこに「土壌の成分の特徴」と「土地独特の気候」、そして「栽培する人の個性」を持っています。その条件全てがぶどうの味を作るもとになるのです。地元大迫町では、醸造用ぶどう農家がエコファーマーの認定(土づくりと化学肥料・農薬の低減を一体的に行う農業者の認定制度)を受け、安心・安全で良質のぶどう栽培に努めています。
 特にワイン専用品種のぶどうを栽培している方は、エーデルワインの栽培指導担当者や関係機関と共に定期的に栽培指導会を開催し、栽培技術の向上をはかっています。
 また、生産者毎にワインを醸造し、定期的に公開テイスティングを開催、ワインの品質の確認、そして生産者と消費者との交流も図っています。エーデルワインでは、前年のぶどう栽培実績や反省を踏まえて、今年はどのような方針で栽培に取り組むかを生産者と農協、果樹の研究指導機関の方を交えて意見交換会を行います。

生産者の皆様

ぶどう生産者の皆様

2020〜

応援してくださる皆様へ

より良いワイン造りを通して、地域と社会の繁栄と豊かな生活文化に貢献する。

 株式会社エーデルワインは第三セクターとして地域の皆様に支えられて、ここまで成長することが叶いました。私たちはこれからもより良いワインを造るために励み、世界に誇れるエーデルワインとして地域とともに発展していけることを願っています。

 新型コロナウイルスの影響はもはや全世界に広がっており、エーデルワインと大迫地区も例に漏れず甚大な被害を受けています。毎年行ってきた感謝祭などのイベントも全てやむなく中止となり、県内・県外からのお客様で賑わうはずの季節も、とても静かに過ぎてゆきました。
 居酒屋やレストランでは飲みづらい世の中になってしまいましたが、自宅で家族や友人とゆったり楽しむワインもまた良いものだと思っています。ワインは開栓しなければ年単位の保管もできますし、開栓後も適切な保管をすれば1週間程度は目立った劣化もなく楽しむことができます。ワインが好きな方はもちろん、たまにしか飲まない方も、ぜひお気軽に日々の暮らしのおともとして日本ワインを楽しんでいただけたらと思います。

ふるさと納税

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