工場見学のご案内
この恵まれた地で収穫されたぶどうからワインが出来上がる行程をご覧いただけます。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
見学コースのご案内
ワインのビン詰・醸造・樽熟庫の見学コースをご紹介します。
- 見学可能時間
- 10:00~15:00
- 見学可能日
- 平日・土日祝日すべて可
- 休館日
- 年末年始(12月31日~1月3日)
※10名様以上ご予約の場合は電話・FAXにて(0198-48-3200)ご予約をお願い致します。
その他については、ご自由に見学いただけますのでご来店の際にお立ち寄りください。
工場見学の流れ
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1. 搾/醸(圧搾・醸造)
ぶどうからワインへ。
ワインの原料は、ぶどうのみ。一滴の水も加えずにつくられるワインの良し悪しは、ぶどうの出来で決まります。エーデルワインは、「良いワインは良いぶどうからしか生まれない」という信念のもと、質の高い地元産のぶどうにこだわり、ワインづくりを行っています。
収穫されたぶどうは、ワイナリーに運ばれるとまず実と茎とに分けられ(除梗)、それから軽くつぶします(破砕)。白・ロゼワインの場合は、その後すぐに圧搾して果汁を取り出し、搾った果汁に酵母を加え、発酵タンクで発酵させます。一方、赤ワインの場合は、除梗・破砕したぶどうを、皮も種もいっしょに発酵タンクへと移し、酵母を加えて発酵させ、その後圧搾機にかけて発酵を終えた赤ワインを搾ります。
これはぶどうがワインへと生まれ変わる最初のステップです。
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2. 貯(貯蔵・樽熟成)
ワインは眠る。
発酵が終わった若いワインは濁っています。これは、澱(酵母や乳酸菌、酒石、果肉繊維など)が含まれているため。この澱を取り除くためにはまず、ワインを静置して澱を沈殿させ、その後、ポンプを使って上澄みと澱とに分ける、「澱引き」という作業をします。「澱引き」を終えて少しだけワインらしくなってきた若いワインを、次に待ち受けているのが「熟成」という工程です。
「熟成」は、若いワインの荒々しい香味を落ち着かせ、色を安定させて、よりなめらかな味わいにするために欠かせないプロセス。木の香りがしっかりとした新しい樽に入れるか、それとも、やさしい香りの古い樽に入れるか。また、熟成期間はどれくらいにするかを判断するのが、つくり手の腕の見せどころ。
これによって、ワインの個性が際立つのです。
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3. 洗(洗浄)
すべては、よいワインのために。
ワインにとってボトルは、単なる容器以上の存在です。樽での熟成の後に、「瓶熟成」という重要な工程が待ち受けているからです。そんな大切なボトルに求められるのは、何より安全で清潔であること。
ワインづくりに欠かせない、酵母菌による“発酵”というプロセスは、とても繊細で神秘的なもの。ほんのわずかな雑菌が入るだけで、品質は落ち、最悪の場合は、ワインそのものが台無しになってしまう可能性もあるのです。エーデルワインでは、使用するボトルに破損や汚れはないかをよく点検するとともに、大迫の清さかな水をふんだんに使い、細心の注意を払って洗浄しています。
つくり手の想いは、ただひとつ。おいしくて安全なワインをつくること。そのためには、一切の妥協を許さない。それがエーデルワインの想いです。
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4. 詰(瓶詰)
仕上げに、もうひと眠り。
樽やタンクでの熟成が終わると、いよいよワインづくりも仕上げの段階。熟成されたワインはまず、濁りの原因となる成分を取り除くためにろ過されます。ろ過を終えたワインは、瓶に詰められてコルク栓を打たれます。ところで、ワインは瓶に詰められてからも生き続けていることをご存知でしょうか?そう、ワインは瓶の中でも熟成し続けるのです。これを「瓶熟成」といいます。「瓶熟成」は、微生物によるものではなく、ワインの中の成分が科学的または物理的にかわってゆくもの。酸やタンニン、アルコール、糖などの成分が多く含まれているワインは、「瓶熟成」させることによって角がとれ、バランスのよいワインになると言われています。ただし、すべてのワインが「瓶熟成」によっておいしくなるというものではありません。熟成期間の長短は、ワインのタイプによって異なります。
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5. 熟/出(ラベル・箱詰め)
つくり手の想いを乗せて。
早池峰の自然の中ですくすく育ったぶどうたちが、つくり手の情熱を一心に受けて、おいしいワインに生まれ変わる。エーデルワイン物語もいよいよ最終章を迎えました。
オーク樽やボトルの中でゆったりと個性を醸し、飲み頃をなったワインたちの旅立ちの時です。眠りから覚めたワインにはまず、それぞれの個性にふさわしいラベルが貼られます。ラベルは、いわばワイナリーの顔。「エーデルワインの名にふさわしい」と認められたワインだけに与えられる、勲章でもあるのです。
ボトルにラベルが貼られた瞬間、その瞬間こそが、本当の意味でのエーデルワインの誕生です。ラベルを貼られ、誇らしげなワインたちはこの後、それぞれの箱に詰められて、全国各地への旅立って行きます。たくさんの笑顔に出会う日を夢見ながら。
秋のワイン仕込み作業(ぶどうからワインへ)
ワイン用のぶどうは、冬の剪定作業、春の芽吹き、開花、そして夏から秋へ実が熟し、糖度が上がり良質の原料となった時、収穫され、いよいよワインの仕込みが始まります。
まず9月初旬にキャンベルのロゼワインの仕込みから始まり、キャンベルの赤ワイン、9月中旬にはナイアガラの白ワイン、10月に入るとワイン専用品種による赤と白ワインの仕込が行われます。
特に「リースリングリオン」や「ツヴァイゲルトレーベ」などのワイン専用品種は、畑ごとに栽培管理をし、最良の時期を選んで収穫と仕込みが行われます。そしてこれらの品種から出来たワインは、香りが高く、コクのあるビンテージワインとなります。
収穫
岩手県産ぶどうを原料とする。
赤ワイン(黒ぶどう)ロゼ(黒ぶどう)・白ワイン(白ぶどう)
醗酵
破砕したブドウは皮も種もいっしょに醗酵タンクへ送り、酵母を加え醗酵させる。
圧搾
破砕したブドウを圧搾機にかけ、果皮を取り除き果汁を絞る。
醗酵
搾汁後のジュースに酵母を加え、醗酵温度を15℃前後に保ちながら醗酵させる。
貯蔵・熟成
オリ引きなどをおこなってタンクや木樽で熟成させる。
びん詰め・熟成
ワインをびん詰めし、コルク栓をして地下貯蔵室で熟成させる。
ワインのビン詰作業
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【コルカー】
コルクの打栓
【キャッパー】
PPキャップ巻締め
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ワインの充填
PPキャップ巻締め
ラベル貼り
皆さまの食卓を彩り、和ませてくれるワイン。
大迫産エーデルワインは、町の生産者と工場で働く人々が一体となって出来上がります。
毎年秋に仕込んだ高品質のエーデルワインが皆さまのお手元に届くまで、
ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。